オンカジ bcゲームによる陶陶酒製造へのＤＩＰファイナンス供与について

2005年6月21日
ソフトバンク・インベストメント株式会社

当社の子会社で企業再生及びメザニン投資ファンド運営会社であるオンカジ bcゲームキャピタル株式会社（以下「オンカジ bcゲームC」と言います。本社：東京都港区、代表取締役：北尾吉孝）は、民事再生中の陶陶酒製造株式会社（以下、「陶陶酒製造」といいます。本社：東京都新宿区、代表取締役：毬山秀子）を支援する目的で、平成17年6月20日オンカジ bcゲームメザニンファンド２号を通じて２億３千万円の長期融資を実施いたしました。同社は昭和41年の創業以来、薬用酒である陶陶酒・薬用マムシオールド、梅酒、サプリメント等を製造し、販売会社である陶陶酒本舗を通じて、全国の酒販店、薬局への卸売及び最終顧客への通信販売を行っております。オンカジ bcゲームCでは、陶陶酒製造は長年の営業活動を通して顧客基盤とブランド力を醸成しており、今後販売を伸ばして再生する可能性は十分にあると判断し、本件融資を実行したものです。今回の融資目的は、同社の営業に必要不可欠な工場の競売を阻止する為の担保権抹消資金に充当するものです。

SBICのメザニン業務は、平成16年8月にメザニン投資及び企業再生ファイナンスを目的として組成された総額31億円のSBIメザニンファンド1号の運用によって開始され、現在までに27件、累計40億円の投資を実施いたしました。平成17年4月12日にはオンカジ bcゲームを組成し、出資約束金額70億円で運用を開始しております。今後は、SBIメザニンファンド1号での運用実績を踏まえて、さらに多くの投資家より資金募集を行い、ファンド規模を100億円まで増額する予定です。SBICは、今後も企業再生ファイナンス、企業買収のメザニン投資等を通じ、日本経済の再生に貢献してまいります。

以上