2012年4月19日
モーニングスター株式会社

 中立的な第三者としての立場から投資信託、株価情報ほか各種金融商品、およびEコマースや各種ウェブサイトの客観的な評価・比較を行うモーニングスター株式会社(以下、モーニングスター)は本日、bcゲーム サッカー IRサイトランキング2012」をGomezのウェブサイト(http://www.gomez.co.jp/)上で発表しました。
 この調査は毎年、国内の上場企業が提供する株主・投資家向け広報(IR)サイトの使いやすさやbcゲーム サッカーの充実度を評価することを目的として行っており、今回で6回目の発表となります。「ウェブサイトの使いやすさ」「財務・決算bcゲーム サッカーの充実度」「企業・経営bcゲーム サッカーの充実度」「bcゲーム サッカー開示の積極性・先進性」の4つの切り口から、投資家の視点に基づいて設定した292の調査項目によりモーニングスターのアナリストが評価を行い、総合的に優れたIRサイトのランキングを決定します。

bcゲーム サッカー IRサイトランキング2012」上位10社は、以下のようになりました。
順位 得点 会社名 前回※
1位 8.61 TDK 21位
2位 8.59 カプコン 1位
2位 8.59 エヌ・ティ・ティ・ドコモ 1位
4位 8.51 ソフトバンク 1位
5位 8.41 ミネベア 7位
6位 8.24 富士フイルムホールディングス 5位
7位 8.23 東京瓦斯 6位
8位 8.22 東芝 4位
9位 8.08 日本電気 10位
10位 8.01 三菱商事 20位
※bcゲーム サッカー IRサイトランキング2011」(2011年4月20日発表)
※11位以下のbcゲーム サッカーについては、Gomezのウェブbcゲーム サッカーをご覧ください。
 また、新興市場(JASDAQ、マザーズなど)上場企業を対象にした「新興市場IRbcゲーム サッカーランキング2012」上位5社は、以下のようになりました。
順位 得点 会社名 前回※
1位 6.65 フィールズ(JQ) 5位
2位 6.46 ジュピターテレコム(JQ) 1位
3位 6.38 ハーモニック・ドライブ・システムズ(JQ) 対象外
4位 6.31 エムティーアイ(JQ) 1位
5位 6.03 bcゲーム サッカーバーエージェント(マザーズ) 4位
※bcゲーム サッカー 新興市場IRサイトランキング2011」(2011年4月20日発表)、JQ:JASDAQの略

ランキング上位bcゲーム サッカーの評価理由

 総合第1位は、世界的な電子部品メーカーであるTDKがその栄冠に輝きました。さまざまなディスクロージャ資料の掲載に加え、オンラインアニュアルレポートにより一年間の経営状況を参照しやすくし、ビジュアルを活用した個人投資家向けbcゲーム サッカーによりどのような会社なのかをわかりやすく解説しています。IRトップページから各種bcゲーム サッカーへの誘導も的確です。わかりやすさや参照のしやすさという側面からも配慮されたコンテンツ面の取り組みがきわめて高い評価になっています。

 総合第2位は、同点でカプコンとエヌ・ティ・ティ・ドコモの2社となりました。

 以前から斬新な取り組みに定評があるカプコンIRサイトでは、ソーシャルメディアを活用したbcゲーム サッカー提供への取り組みが注目されます。TwitterやFacebook、Youtube、USTREAM、さらにはFlickrなど、多彩なチャネルを用意し、積極的な展開を見せ始めています。ビジュアル等を活用して直感的な理解を促すわかりやすいコンテンツづくりもさらに磨きがかかり、高評価を維持し続けています。

 国内携帯電話キャリア最大手、エヌ・ティ・ティ・ドコモは、決算説明会をはじめとするさまざまなIRイベントbcゲーム サッカーの開示に加え、事業指標や業績ハイライト、株主通信や決算説明会資料など、PDFだけでなくHTMLでも参照できる充実したコンテンツが引き続き高い評価を得ています。そして今回、アニュアルレポートの完全HTML化(ウェブ化)を実現し、今まで以上に多彩なbcゲーム サッカーにスムーズにアクセスできるようになっています。

総評とIRbcゲーム サッカーのトレンド

■「IRbcゲーム サッカー優秀企業」は140社、受賞企業数は過去最高に
 「IRbcゲーム サッカーランキング2012」の総調査対象bcゲーム サッカーは3,535社となり、前回調査よりも79社の減少となっています。その一方、総合得点6.00点以上に贈られる「IRbcゲーム サッカー優秀企業」は140社(そのうち新興市場上場企業は5社)となりました。これは前回調査より17社の増加となり、過去最高の受賞数となっています。
■上位企業bcゲーム サッカーはコンテンツの多様化が進む一方、bcゲーム サッカー改修は一段落
 上位200社の総合得点平均は6.48点となり、前回より0.13点の上昇となりました。内訳を見ると、「財務・決算bcゲーム サッカーの充実度」が6.32点、「企業・経営bcゲーム サッカーの充実度」が6.09点で、それぞれ前回比で0.20点以上の上昇となりました。他方、「ウェブサイトの使いやすさ」は7.37点となり、調査開始以来はじめて減少(0.02点減)に転じました。多様化するコンテンツや増え続けるbcゲーム サッカー量に対して、サイトの使いやすさが追いついていないことが伺えます。
■離陸の兆しを見せ始めたオンラインレポートとソーシャルメディア対応
 今回は20以上のサイトがアニュアルレポートのオンライン化(ダイジェスト版含む)を実施しました。従来は専らPDFでの提供でしたが、このオンライン化により、今までよりもスムーズにさまざまな経営bcゲーム サッカーにアクセスできるようになることが期待されます。
 また、ソーシャルメディア利用の拡大を見込んだ対応も進んでいます。たとえばニュースや新着bcゲーム サッカーページにソーシャルプラグインを取り入れてbcゲーム サッカーの共有・拡散をしやすくしたウェブサイト数は対前回比で4倍近く増加しています。IR専用のソーシャルメディア・アカウントを設けてbcゲーム サッカー提供を開始する企業も出始め、今後の動向が注目されます。

トピックス(1) 2011年調査から改善著しいbcゲーム サッカー

 今回もIRサイトのリニューアルや、bcゲーム サッカー・機能の追加により、ウェブIRを強化する企業が数多くみられました。その中でも、とくに大きくスコアを伸ばした企業(2011年調査時よりスコアを大きく伸ばした企業、および、前回ランキング調査対象外から大きくスコアを伸ばして今回ノミネート入りした企業)を選出しました。

■前回調査からスコアを大きく伸ばしたbcゲーム サッカー
前回比 得点 会社名
+2.44 6.06 ドクターシーラボ
+1.80 6.31 日本ハム
+1.68 7.11 ユナイテッドアローズ
+1.67 6.20 宇部興産
+1.56 7.05 大阪瓦斯
+1.56 7.05 常和ホールディングス
+1.55 6.32 川崎汽船
+1.50 5.63 住友重機械工業
+1.41 4.67 トーメンエレクトロニクス
+1.36 5.15 タカラトミー
■前回調査対象外から新規ノミネートしたbcゲーム サッカー
前回 得点 会社名
対象外 6.76 古河スカイ
対象外 6.38 ハーモニック・ドライブ・システムズ
対象外 6.03 第一生命保険
対象外 6.03 太陽誘電
対象外 5.87 セプテーニ・ホールディングス
対象外 5.77 明光ネットワークジャパン
対象外 5.51 ポーラ・オルビスホールディングス
対象外 5.47 総合メディカル
対象外 5.42 イオンモール
対象外 5.42 阪急阪神ホールディングス
トピックス(2) 業種別ランキング第1位bcゲーム サッカー
業種 得点 会社名
水産・農林業 6.77 日本水産
鉱業 6.83 国際石油開発帝石
建設業※ 5.42 大和ハウス工業
食料品 7.85 キリンホールディングス
繊維製品 7.36 帝人
パルプ・紙 5.06 日本製紙グループ本社
化学 8.24 富士フイルムホールディングス
医薬品 7.41 アステラス製薬
石油・石炭製品 7.32 JXホールディングス
ゴム製品※ 5.97 横浜ゴム
ガラス・土石製品 6.5 日本板硝子
鉄鋼 5.9 住友金属工業
非鉄金属※ 6.76 古河スカイ
金属製品 5.65 住生活グループ
機械※ 7.26 三菱重工業
電気機器※ 8.61 TDK
輸送用機器 7.77 富士重工業
精密機器※ 7.05 トプコン/ニコン
業種 得点 会社名
その他製品 6.75 バンダイナムコホールディングス
電気・ガス業 8.23 東京瓦斯
陸運業 7.13 ヤマトホールディングス
海運業 7.25 日本郵船
空運業 5.38 全日本空輸
倉庫・
運輸関連業※
5.38 郵船ロジスティクス
bcゲーム サッカー・通信業 8.59 カプコン/
エヌ・ティ・ティ・ドコモ
卸売業※ 8.01 三菱商事
小売業 7.51 ファーストリテイリング
銀行業 7.73 三菱UFJフィナンシャル・ グループ
証券・商品先物取引業※ 6.92 野村ホールディングス/
SBIホールディングス
保険業 7.49 東京海上ホールディングス
その他金融業 6.52 プロミス
不動産業 7.15 エヌ・ティ・ティ都市開発
サービス業 7.91 ベネッセホールディングス
※前回調査から第1位bcゲーム サッカーの変更があった業種

ご参考:調査概要

・調査期間:2011年11月1日~2012年3月26日まで
  (※ランキングデータは、2012年3月26日までのものを反映)
・調査対象:2012年3月時点の国内証券取引所上場bcゲーム サッカー3,535社
  (※整理ポストbcゲーム サッカー、および2011年4月以降のIPObcゲーム サッカーはノミネートから除外)
・調査範囲:IRbcゲーム サッカー、ならびに会社bcゲーム サッカーやCSRbcゲーム サッカーが掲載されたページを調査
  (※採用bcゲーム サッカー、商用bcゲーム サッカー、製品・ブランドbcゲーム サッカー等は、評価範囲から除外)
・調査手順:
(1)上記の調査対象bcゲーム サッカーについて、30項目の予備調査を行い、一定基準を満たすbcゲーム サッカーを最終調査にノミネート(2012年調査では650社がノミネート)。
(2)最終ノミネート企業を292の調査項目からなるスコアカードに基づいて、モーニングスターのアナリストが実際にウェブbcゲーム サッカーを使用しながら調査を行い、総合ランキングを決定。総合得点4.00以上の企業をGomezランキングbcゲーム サッカーに掲載(2012年調査では594社が該当)。
(3)総合得点6.00以上をIRbcゲーム サッカー優秀企業として選定(2012年調査では140社が該当)。

ご参考:評価カテゴリの名称と評価内容

カテゴリ名称 評価内容
ウェブbcゲーム サッカーの使いやすさ IRbcゲーム サッカーを提供するウェブサイト全体のユーザビリティを評価するカテゴリです。bcゲーム サッカーの見つけやすさや各コンテンツの見やすさ・使いやすさ、ウェブ・アクセシビリティ基準への対応状況等を総合的に評価します。
財務・決算bcゲーム サッカーの充実度 財務や決算に関するbcゲーム サッカー量を評価するカテゴリです。ウェブサイト上に掲載されたディスクロージャ資料や説明会bcゲーム サッカーなど、主に業績を中心とする定量的なbcゲーム サッカーの充実度を総合的に評価します。
企業・経営bcゲーム サッカーの充実度 会社や事業に関するbcゲーム サッカー量について評価するカテゴリです。事業や経営戦略、コーポレートガバナンスと株主総会、CSRなど、企業に関する定性的なbcゲーム サッカーの充実度を総合的に評価します。
bcゲーム サッカー開示の積極性・先進性 基本bcゲーム サッカーの一歩先を進んだbcゲーム サッカー開示を評価するカテゴリです。個人投資家向けbcゲーム サッカーや事業トピックスなどのコンテンツ面、メール配信やストリーミング、ソーシャルメディア対応などの機能面の両面から評価します。

Gomezについて

Gomezは、インターネット上で提供されるサービスを中立的な立場から評価・分析し、
・インターネット利用者の利便性向上
・Eコマース市場などの拡大に貢献するためのbcゲーム サッカー提供
・bcゲーム サッカー向けのアドバイス
を目的とし、消費者・企業双方に対して利益となるbcゲーム サッカーを掲載しています。
Gomezは、モーニングスター株式会社ゴメス・コンサルティング事業部により運営されています。

以上